
今回はテーマ紹介回という事で新時代の連続融合テーマ、【ドラゴンテイル】の紹介になります。2025年の 【ジャスティス・ハンターズ】に収録された融合テーマですね。拡張性が高く現在でも先行展開に振った【マギストス】型や『沼地の魔神王』を採用して『融合』を重視した型、シャドールビーストやカプシェルを採用したドローを重視する型、【烙印】や【アルトメギア】等の他の融合テーマを混ぜた型、【原石】を採用する型など色々な型が存在します。
他の融合テーマとの違い


他の融合テーマとの違いとしてはまず一回融合した際のアドバンテージ獲得量の多さと安定性が挙げられます。ドラゴンテイルのメインモンスターは 融合素材となって墓地へ送られた場合に【デッキから「ドラゴンテイル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセット出来る】効果を持ち、融合しただけで確実に使ったリソース分が帰ってくる仕様になっている+固有の除去効果・サーチ、回収等が飛んでくる2段構えになっています。 融合モンスターの効果や『星辰の吼炎』等の罠のドロー効果を加味すると融合素材1つにつき大体2つか3つ、もしくはそれ以上のアドバンテージを取る事が出来る訳ですね。 【シャドール】のように素材1つにつき1アクション、デッキ融合でようやく3アクション以上とかの次元じゃなく融合素材1体につき3アクションです。
これによってデモンスミス搭載型【キマイラ】のような融合+リンク展開で一気に盤面を伸ばす戦い方ではなく手札のモンスターを使って融合を行うだけでアドバンテージを爆発的に開けるという戦い方が出来るようになっています。
強み①:ドロー系誘発に対して明確な止まりどころがある


融合を行うカードに対しては融合素材に【ドラゴンテイル】モンスターを1.2体使用する事でドラゴンテイルの罠である魔法無効の 『星辰の吼炎』やモンスターを手札に戻す 『星辰の裂角』のどちらかもしくは両方をセット出来るため相手の手札を増やさずにある程度の妨害を構える事が可能ですね。手札で素材になったモンスターはアルザリオンで回収が可能であるため効果が通ってしまえば手札消費もそこまで気にならないですね。Gやマルチャミーを貰ってもアルザリオン+罠でターンを渡せるというのが強い。ファイメナがあれば相手ターンにもアルザリオンを融合召喚する事で除去が可能。
強み②:後攻0ターン目から相手の盤面に干渉しつつリターンを伸ばせる


これも強いですね。 『星辰砲手ファイメナ』の手札融合効果は相手ターンにも扱えるため相手が先行で展開している最中にファイメナから 『星辰爪竜アルザリオン』を融合召喚する事で後攻0ターン目から相手の先行盤面に干渉する事が出来ます。アルザリオンの効果によるバウンスと墓地のモンスターの回収+融合を行うドラゴンテイルの魔法等がセットされるため相手のリソースを削りつつこちらの後攻展開を補強する事が可能。既に使った手札誘発モンスターをアルザリオンの効果で回収し再利用する事も。うららを回収してGに備えたり、Gを回収する事すら可能と控えめにいってかなり強い。
強み③:チェーンの被せによって本命の除去・無効効果を安定して通せる


ドラゴンテイルのドラゴン族モンスターは融合素材になった際に追加で破壊や無効を行う効果を備えているのですがチェーンの被せによってこの効果が非常に通りやすいのも強みですね。例えば任意のドラゴンテイル+パーンでアルザリオンを融合召喚した際①アルザリオン②パーン③任意のドラゴンテイルとチェーンを重ねる事で相手は除去効果に効果無効をチェーン出来なくなり結局破壊されてしまうという事が起こります。これによって『召命の神弓アポロウーサ』や『フルールドバロネス』のような制圧モンスターでも融合を通しただけで除去出来ますね。
これによって融合効果を止められないモンスターに対する無力化が安定するようになっています。この強みとファイメナによって後攻でもそれなりに戦えるという訳ですね。
弱み:伏せを無力化されるか融合効果を通せなかった時が脆い



手札融合を止めることは難しいですがデッキのモンスターを素材にする 『羅睺星辰(ラーフ・ドラゴンテイル)』とサーチ+融合を備える 『計都星辰(ケートゥ・ドラゴンテイル)』は『灰流うらら』や『霊王の波動』による無効化が可能になっています。特に優先したいのは 『羅睺星辰(ラーフ・ドラゴンテイル)』に対する誘発ですね。相手がウルグラを墓地に送れない場合アルザリオンから回収するしかなくなるため盤面が脆くなりがちです。
あとはモンスター除去よりも魔法罠除去を優先する方が効率がいいといった感じでしょうか。勿論ドラゴンテイルには魔法を無効化する 『星辰の吼炎』があるためただ羽根箒で除去しようとするだけだと無効にされてしまいますが 罠である『星辰の吼炎』や 『星辰の裂角』は墓地回収+ドロー効果が備わっているため『屋敷わらし』による無効化が可能です。魔法罠除去→ 吼炎→わらしで無効の流れをつくる事でこちらの動きを通しやすくなります。1枚で解決したいならシンプルに『レッド・リブート』ですね。伏せが無くなればあとはデッキパワーでゴリ押すだけ。
デッキ単位で対策するとなるとわかりやすいのは『ディメンション・アトラクター』や『次元の裂け目』、『応戦するG』等の除外ギミックですね。ドラゴンテイルのモンスターは融合素材になって【墓地】に送られないと効果を発動出来ないため動きを封じる事が出来ます。ドラゴンテイルのデッキは性質上デッキ内のモンスターの割合が多くなるため対処が困難になりがち。
共通効果が強すぎる新時代の融合テーマ
融合素材1体1体のセット効果により最低限の動きで妨害を構える事が出来るコンパクトさと拡張性の高さ、チェーン被せによる捲り能力の強さ、後攻0ターン目で相手モンスターに干渉+ラーフやケートゥで次のターンに備える事が出来ると今までにない動きをする融合テーマですね。特にG受けのよさと後攻でもある程度戦えるというのが偉い。デッキ構築に関しても手札のモンスターを素材に出来るためモンスターが多めになっていて墓穴や抹殺が入らないというのも新時代。





