
今回はテーマ紹介回という事で遊戯王の水属性デッキの代表とも言えるテーマ、【海皇水精鱗(海皇マーメイル)】の紹介になりますね。水属性の効果でコストとなった時に強い【海皇】と展開を行う 【水精鱗(マーメイル)】を組み合わせたデッキタイプでこのデッキの型自体は2012年頃からあったりします。そこからネプトアビスやディーヴァを含めた【深海】ギミック、水属性の汎用パーツを色々取り込んできたという訳ですね。『海皇の竜騎隊』を使い回しながら展開していく【制圧よりのデッキ】になります。
【レイジ・オブ・ジ・アビス】での強化


自分が特に偉いなと思ったのがデッキから【海皇】か【水精鱗】を特殊召喚する効果をもつ 『水精鱗の深影隊』と墓地からの大量展開を可能にした 『海皇龍神 ポセイドラ・アビス』ですね。これによって展開の幅が大きく広がりました。勿論 展開兼妨害にもなり得る『海皇精 アビスライン』や 『皇たる水精鱗-ネプトアビス』、蘇生+罠をサーチする 『海皇精 アビストリーテ』、新ネプトのサーチに対応する蘇生札である 『アビスティング-トリアイナ』等使えないカードの方が少ないと思います。
強み①:ミンストレルやムーラングレイスによって相手の手札をハンデス可能


昔から偉い点ですね。このデッキは『海皇の竜騎隊』を使い回しながら動くデッキタイプなのでそれによってサーチが効く『深海のミンストレル』や『氷霊神ムーラングレイス』との相性がよく、展開の中継にする事が出来ます。特にミンストレルは相手の手札を確認してエンドフェイズまで弾く事が出来るため手札にあれば誘発モンスターに対してそれなりに強く出る事が可能というのが優秀ですね。ハンデス型に寄せた型ならばムーラングレイスから『氷結界の龍 トリシューラ』に繋げる事で更に相手の手札を減らす事も出来ますね。今はハンデス型の方が強そうではある。
強み②:【ポセイドラ】によって多少の盤面は一気に捲る事が可能


2024年で新たに追加された強みの1つですね。 『海皇龍神 ポセイドラ・アビス』は素材を取り除く+デッキから水属性を墓地に送る事で相手フィールドのカードを3枚手札に戻すという強烈なバウンス効果があり、ここまで繋げられた場合一気に盤面を捲る事が出来るというのが非常に優秀です。今は『 水精鱗の深影隊』や 『海皇精アビスライン』、『 轟海皇 ポセイドラ』によって☆7を用意する事が比較的簡単になっているため正規召喚も十分に狙える。そしてこの効果なんと名称ターン1がないため正規召喚したポセイドラアビスにポセイドラアビスを重ねてX召喚する事で更に効果を起動させる事も。他のモンスターで見てもコストで水属性を落として相手モンスターをバウンスする『 轟海皇 ポセイドラ』や コストで落ちた場合に相手のカードを破壊する『海皇の重装兵』等もいるので使い分けていきたいところ。
強み③:先行に寄せた場合に妨害を散らす事が出来る


最近自分が強いデッキの条件として評価している点ですね。先行に構築を寄せた場合にモンスターによる妨害は勿論の事、 『皇たる水精鱗-ネプトアビス』によって手札に加わる【アビスケイル】やバハムート・シャークからリバーチュ・ドラゴンを特殊召喚する事で手札に加わる『ヴァーチュ・ストリーム』、墓地で任意のタイミングで水属性を捨てられる 『海皇精 アビスライン』の墓地効果で重装兵を落とす等妨害がある場所をモンスター・魔法罠・墓地と散らす事が出来る。今の炎属性デッキとかだと咎姫+フィールド+魔法罠とかで簡単に構えられますが強いデッキ以外はそうはいかない場合が多いですからね。【海皇】のこの要素に関しては先行・後攻問わず使える速攻魔法を手札に加える手段が少ないため結構使い手の好みが出るポイントだと思います。寄せるか寄せないか。人によってはトリアイナしか採用しない場合もある。
弱み:墓地効果と連続サーチを止められると面倒くさい


これに関しては昔からの弱点ですね。 『海皇の竜騎隊』の墓地効果を使い回しながら展開していくデッキなので。そのために『深海のミンストレル』で相手の手札を確認する必要があると。他の誘発だと『灰流うらら』は手数で貫通されるパターンがありますが連続サーチが始まると手がつけられなくなるため始めの方に、ヴェーラー泡影はコストで墓地に送らない 『海晶乙女コーラルアネモネ』の蘇生や詰まった場合の『水精鱗の深影隊』のレベル変動、後はネプトや『水精鱗-アビスパイク』のサーチにお祈りするあたりが無難だと思います。 あとは『海皇龍神 ポセイドラ・アビス』②の蘇生効果は一体でも特殊召喚出来ないと不発になるためそこを狙いに行くのもなくはない。手札からでも出てはきますが手札に抱えて上手い☆3以下は意外といないので。メタ的な発言をするのなら展開にエクシーズを必ず含むため『次元障壁』が面倒なのと、擬似1枚初動がネプトくらいしかいないことでしょうか。『深海のディーヴァ』は止められたら終わる事から今は採用率が減ってきていますね。そうなった場合 深影隊か竜騎隊を合わせて引かなければいけないため手札誘発を沢山採用する今の環境だと手札事故が多くなることも。
【海皇】と 【水精鱗】を繋げる新規でかなりパワーが上がった水属性デッキ
組み合わせるのが鉄板ではあったものの直接テーマ同士で繋がるようなカードは少なかったため、完全にくっつけた 【レイジ・オブ・ジ・アビス】の新規は非常に強力ですね。バハシャやエジルラーン、アネモネ、ドラガイト、承影、ランセア等の水属性の汎用が強くなってきているのも追い風。今の環境でも通用するだけのパワーはあると思います。ハンデスに寄せた型や先行制圧に振り切った型、ポセイドラを活かして後攻に寄せた型等色々な型があるので面白いデッキではありますね。展開ルートも有志が色々あげてくれているので気になった人は是非調べてみてください。

