一切の除外を許さない手札誘発、『アーティファクト-ロンギヌス』について【カード紹介】

アーティファクト-ロンギヌス
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1700/守2300
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
このターン、お互いにカードを除外できない。

今回はカード紹介回という事で除外メタの筆頭とも言える手札誘発モンスターの1枚、 『アーティファクト-ロンギヌス』の紹介になります。2014年の 【ザ・デュエリストアドベント】に初収録されたカードで【シャドール】や 『烈風帝ライザー』、 『光天使セプター』とスローネ、『 No.86 H-C ロンゴミアント』とは同期のカードですね。再録も3回と意外と多い事で有名。

 

 

 

ロンギヌスの裁定

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まず基本として効果処理時やその後にカードを除外するカード群たちは効果にチェーンしてロンギヌスを撃つ事でそのターン限りではありますが止めることが出来ますね。

例外となるパターンが【コストによって除外されるカード】にチェーンする場合と【追加効果によって除外するカード】の場合ですね。

前者は 『超電磁タートル』等が挙げられてチェーンした時には既に除外されているので止められないという事で、後者は追加効果であるため止めたとしても最初の効果が通ってしまうためですね。例えば『神碑の穂先』や『闇の誘惑』、『召喚獣メルカバー』が挙げられて、チェーンしてロンギヌスを使った場合除外はされないもののサーチやドロー、無効の処理が通るという形になりますね。特に『闇の誘惑』に対しては闇属性を除外する効果と全部手札を捨てる効果が実質的になくなるので相手の手札が増えます。無闇に使わないようにしましょう。

 

 

他の除外メタのカードとの比較

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他の除外メタカードと言えば

  • 《カオスハンター》(相手のみ)
  • 《王宮の鉄壁》
  • 《王家の眠る谷-ネクロバレー》(墓地のみ)
  • 《墓守の刻印》(墓地のみ)
  • 《霊滅術師 カイクウ》(墓地のみ)
  • 《青眼の究極霊竜》(墓地のみ)

この辺りですね。大体が【墓地→除外ゾーン】に行く事を封じているため全てを封じるロンギヌスの効果は結構珍しい一見上位互換に思えるカードの『カオスハンター』や永続罠の『王宮の鉄壁』は強烈なもののフィールドに残ってしまうためリンクモンスター等で除去されてしまうとロックが解除されてしまう点は注意ですね。

反面ロンギヌスは手札コストが必要でない+除去されない利点がありますが、『墓穴の指名者』があった場合に喰らってしまう+相手ターンにしか使えない欠点があるので一長一短ですね。

 

 

除外を軸としたテーマの展開を縛る事が出来る

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採用理由の7.8割を占める使い方ですね。現在の遊戯王には除外ギミックを活用して展開するテーマがいくつかあり、それらのデッキにはアーティファクト-ロンギヌス』を使う事で展開の大半を制限する事が出来ます。わかりやすいデッキだと

  • インフェルノイド
  • 鉄獣戦線
  • M∀LICE
  • サンダードラゴン
  • クシャトリラ(一部)
  • ゴーティス(一部)
  • ネムレリア
  • 幻影騎士団
  • 電脳界
  • 勇者(一部)
  • 霊獣
  • ふわんだりぃず
  • エルドリッチ(一部)
  • メタファイズ
  • 天気

とここら辺でしょうか。これらは一部なので探せばもっとありますね。流石に多くはないですが。ただ手札次第ではターンスキップ級の威力になることも。このカードが『墓穴の指名者』を喰らっても他の手札誘発が通る可能性があがるのでこの系統の相手には撃ち得ですね。選択肢から外すのは勿体無い。

 

 

汎用除外カードをワンチャン潰せる

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じゃあ除外を多用するデッキ以外で使えないのかと言われるとそうでもなくて、相手ターンであればこちらの手札誘発モンスターに対して『墓穴の指名者』や『抹殺の指名者』で対処されそうになった場合にチェーンして 『アーティファクト-ロンギヌス』を使う事で本命のモンスター効果を通す事が出来ます。注意点としては相手ターンにしか使えないので墓穴だけを警戒するのならば『屋敷わらし』とかの方がいい場合もありますね。わらしで抹殺は無理。

 

拮抗勝負をケア出来る

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はい。ピンポイントメタ以外でこのカードを採用する理由の2.3割くらいを占めていると思いますね。こちらの盤面に対して『拮抗勝負』で捲ってこようとしている相手に対してチェーンしてロンギヌスを撃つことで相手のプランを大きく崩す事が出来ます。『拮抗勝負』に関しては魔法・罠を無効にするモンスターを出したり、モンスターを送りつける事で使わせないようにする戦術もあるんですけど、全てのデッキが出来るわけじゃないので。

 

アーティファクト名称のためサポートが豊富

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このカードはアーティファクト名称であるためデッキから直接セット出来る『 アーティファクト-ダグザ』や直接デッキから特殊召喚出来る 『アーティファクトの神智』、魔法罠を破壊してからアーティファクトをセット出来る 『アーティファクト・ムーブメント』とサポートが扱いやすいのも良いポイントですね。特に先行。まあ 『アーティファクト-デスサイズ』の方が優先されるよねと言われたらそれはそうですが選択肢としてあるというだけでもありがたい。

一応天使族の光属性なので 『サイバー・エンジェル-弁天-』等でサーチが効いたり、『朱光の宣告者』のコストになれたりしますね。

 

除外を許さない貴重な手札誘発モンスターの1体

刺さるデッキと刺さらないデッキがはっきりとしているカードではあるので環境によって評価が激しく上下するモンスターですね。このカード上手く使えたら気持ちいいんだよなー。