
三戦の才
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このターンの自分メインフェイズに相手がモンスターの効果を発動している場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分は2枚ドローする。
●相手フィールドのモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る。
●相手の手札を確認し、その中から1枚を選んでデッキに戻す。
今回はカード紹介回という事で 効果の割には先攻・後攻の両方で活躍する汎用魔法の一枚である『三戦の才』の紹介になります。2020年の 【ライズ・オブ・ザ・デュエリスト】で登場したカードで 『天底の使徒』を始めとした【ドラグマ】や 『禁じられた一滴』、 『混沌魔龍 カオス・ルーラー』あたりと同期のカードですね。モンスター効果を使われた時に発動可能で3つの効果の内1つを選べます。個人的に遊戯王のプレイングに影響を与えたカードの1枚であると感じていて『メインフェイズの安易なモンスター効果の発動は三戦の裏目がある』というのを印象付けたカードですね。『エフェクト・ヴェーラー』以来浸透していなかったプレイングですが相手ターンにいつでも発動出来る展開効果はメインフェイズ以外で使ってしまおうというのが定着したのは大きいと思います。それでも『三戦の号』の裏目がありますがそんなこと言っていたらデュエルにならないのでそこはどこまでケアするかですね。
『三戦の才』の仕様

三戦の才は【メインフェイズのモンスター効果】によって発動条件を満たし、発動そのものが1ターンに1度しか出来ず、●の条件を満たす事が出来ない効果はそもそも選べないという仕様になっています。滅多にないんですけどね。例えばドロー効果は自分のデッキが2枚以上じゃないと選べないし、コントロール奪取は相手モンスターが存在して自分フィールドが空いている時じゃないと選べず、ハンデスは相手の手札が無いと選べません。コントロール奪取の効果は 「アームド・ドラゴン・サンダー LV10」のようなコントロールを奪えないモンスターしかいない場合は選べないようになっています。ただコントロールの奪取は【対象を取らない効果】であるため『心変わり』よりも遥かに強力ですね。ハンデスも非常に強い。一応『精霊の鏡』相手だとドローかハンデス効果だと反射出来てコントロール奪取だと不発になりますね。
【効果の発動】を『墓穴の指名者』や『抹殺の指名者』で無効化した場合でも【効果を発動した】という情報が残っているため『三戦の才』の発動条件を満たす事が出来ます。
『灰流うらら』に関しては 『三戦の才』発動→ 『自分はデッキから2枚ドローする』を選んだ場合のみ無効化出来ますね。
使い方
『三戦の才』は発動そのものが1ターンに1度しか出来ず、複数枚採用は腐るリスクがあるので発動タイミングや試合は限定的な物にはなるんですが強い使い方を纏めるとするのなら
- ドロー効果
初動が止められた場合のお祈りドロー、展開が終わった後の手札の補充
- コントロール奪取
後攻での捲り、ミラーの場合はリソース削り+展開用
展開が通る時用の上振れとして相手の初動を弾く、増Gを最低限で止まる時に相手の初動を弾いて祈る
この辺りでしょうか。正直止められて祈り2ドローだけを目的とするのなら他のドロー札を積んだほうがいいですね。手札誘発があるから発動タイミングが多い→とりあえず入れとくは安易で、基本はコントロール奪取による捲り+先行だと上振れ札になるくらいの感覚でいいと思います。じゃあ『心変わり』でいいじゃんとはなりますが先行でのハンデスはぶっちゃけゲームが決まりかねないくらい強力なので一概には言えない。あとは『無限泡影』や『霊王の粉砕』あたりの罠型誘発による妨害では機能しないので採用する場合は環境も見ておくと採用の基準になりますね。
対面次第では条件を満たす事は比較的容易



先行だと手札誘発モンスターの効果によって条件を満たす場合が多いのはそうですが後攻での捲り札と考えた時に強制効果を持つテーマや相手ターンで動く事を前提としたテーマ、モンスターには非常に刺さるというのが強いですね。例えばX素材を補充する強制効果を持つ 『クシャトリラ・アライズハート』を出した【クシャトリラ】等は三戦から逃れる術が限定的ですし、相手ターンにモンスター効果で展開した状態での『I:Pマスカレーナ』はほぼ無力化されます。対象を取らないのでリンク召喚したモンスターも処理後に奪われてしまうという悲しみ。効果を無効化しない奪取のため『 召命の神弓-アポロウーサ』あたりを奪えるとこちらの展開が通りやすくなるのでウハウハですね。リンクモンスターには魔法罠を無効化出来るモンスターが少ないので中々強い。
最近だとメインフェイズに罠→モンスターになる【センチュリオン】やカード効果に反応してテクトリカから墓地蘇生を行う【メメント】等、対面次第ではとりあえずモンスター効果を使って展開してくるパターンがあるので『三戦の才』の奪取は強く使える。反面無効妨害持ちを先行で大量に展開するシンクロデッキ等の相手はただの1:1交換札になるパターンもある。
強いデッキが強く使える捲り札の1枚
コントロール奪取による捲り+先行だと上振れ札になるので初動が多く手数が安定するデッキの方が強く使えるカードと言った感じですね。ただそういうデッキだと他の誘発に枠を使ったりするパターンがあるので絶対に入るわけではないというのが面白いカードなのかなと。滅茶苦茶強いカードなんですけどねハンデスで先行を盤石に出来る時もあるし。自分で使うとなんか頼りなく感じて相手に使われるとクッソ強く感じるのも面白い。

