『霊王の波動(ドミナス・インパルス)』から学ぶ【特殊召喚を含む効果】について【カード紹介】

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霊王の波動(ドミナス・インパルス)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
相手フィールドにカードが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に罠カードが存在する場合、さらにその無効にしたカードを破壊する。
このカードを手札から発動した場合、発動後、
このデュエル中に自分は光・地・風属性モンスターの効果を発動できない。

今回はカード紹介回言うことで新たな手札誘発カードの一角である『霊王の波動(ドミナス・インパルス)』の紹介になります。2024年の【レイジ・オブ・ジ・アビス】に登場したカードで【原石】や【アザミナ】、『マルチャミー・フワロス』あたりと同期のカードですね。デメリットはあるものの罠のため『墓穴の指名者』に耐性があり、控えめにいってクッソ強いカードの1枚です。分類としては魔法罠の【カードの発動】、【効果の発動】、モンスター【効果の発動】を止める【効果無効】系統のカードになります。

今回はこのカードを使って最近増えて来た【特殊召喚を含む効果】について解説出来たらなと。

 

特殊召喚を含む効果】を無効化するカードは実は大昔からある

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特殊召喚を含むカードの無効化】自体は実は大昔からあってそれが2001年に作られたカード『王宮の弾圧』ですね。その後は2010年の『神の警告』まで一気に時代が飛ぶ。永続罠である弾圧が化け物じみた強さだったため一回きりの【召喚そのものを無効にする】カードが増えていったという背景があります。だから 【特殊召喚を含む効果】というのがそこまでメジャーじゃかったんですね。11期までは。

 

近年はこの 【特殊召喚を含む効果】を無効にするカードを見かける機会が増えている

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これはこの系統の無効効果が11期(2020年)を堺に増え始めたからですね。決して大量ではありませんが『烙印断罪』や『ティアラメンツ・ルルカロス』、少し昔の物だと 『DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー』や限定的なものだと 『屋敷わらし』、『閉ザサレシ世界ノ冥神』とかでしょうか。現状遊戯王をやっている人ならばメジャーなカードが多いですね。

今は『カードの発動』や『効果の発動』を止める【発動無効】が多く、【効果無効】は一部のカードのみとなります。

 

 

特殊召喚を含む効果はどう見分ける?

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はい、今回このカードを使って話したかった事ですね。特殊召喚の代表格のカードである『死者蘇生』だったり、『○○を特殊召喚する。』と最後についてあるカードは止められる、これはわかりやすいと思います。じゃあ上の画像の『餅カエル』はどうでしょうか。1つ目の

 

  • 『①:お互いのスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「ガエル」モンスター1体を特殊召喚する』

 

①の効果は無効に出来ますね。これは誰が見てもわかりやすいと思います。じゃあ2つ目はどうでしょう。

 

  • 『②:1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、自分の手札・フィールドの水族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、破壊したカードを自分フィールドにセットできる。』

 

答えは『モンスター効果やペンデュラム効果を無効にして破壊する時に限って「神の警告」等で無効に出来る』ですね。これは最後のセットがモンスターの特殊召喚扱いになるため『神の警告』等のテキストに触れてしまうと言った裁定になっています。逆に魔法罠を無効化してセットする場合は『神の警告』は発動出来ません。結構面倒くさい裁定であることがわかると思います。

 

①:『転生炎獣コヨーテ』の場合

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これは『●「転生炎獣コヨーテ」以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。』の特殊召喚効果を選択した場合にのみ無効化する事が出来ます。墓地回収を選んだ場合には発動出来ません。2つ以上効果がある場合には特殊召喚を選んだ場合のみ無効に出来るという事ですね。

 

②:『マクロコスモス』の場合

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このカードの場合はどうでしょう。①の効果は特殊召喚出来るかを選ぶ事ができる効果になっていますね。答えは効果処理時に特殊召喚を行う効果が含まれているので特殊召喚出来る出来ないに関わらず無効にして破壊出来る』です。これは『スターライトロード』や『魔導書の神判』なんかもそうですね。実際に大会で使われた事もあります。無効化だけするのならフィールドに残ってしまうのでなるべく破壊したいですね。

 

 

③:『星遺物に眠る深層』の場合

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このカードならどうでしょう。①で特殊召喚出来ると堂々と書かれているので無効にして破壊出来ると思いますよね。正解は『①を発動して墓地のモンスターを対象に取った場合にのみ無効にして破壊が出来る』です。これは深層自体が別に墓地のモンスターを蘇生しなくても発動そのものが出来るためですね。マクロコスモスと違い効果処理時というテキストではないというのが悪さをします。

 

④:『影依の偽典』の場合

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わかりにくい奴の代表ですね。これは『カードの発動と効果の発動を同一チェーン上で行った場合にのみ「神の警告」で無効化して破壊出来る』ですね。『神の警告』のような魔法罠【カードの発動】しか無効に出来ないカードは効果までを無効に出来ないため一度表にされた状態で効果を発動されてしまうと『神の警告』は使えないというデメリットがあります。

『ティアラメンツ・ルルカロス』等の【効果の発動】を止める系カードは無効にして破壊出来ますね。これは『永遠の魂』や『神の居城ヴァルハラ』、『七精の解門』、『未来融合フューチャーフュージョン』あたりでも同じ事が起こります。

『屋敷わらし』は魔法罠【カードの発動】と【効果の発動】の両方を止める事が出来ますが、『影依の偽典』の場合は同一チェーン上で①を発動されるか【効果の発動】に合わせて止める事が出来ます。

 

⑤:『デコード・トーカー・ヒートソウル』の場合

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ヒートソウルの場合はどうでしょう。ライフが2000以下の時限定で特殊召喚する効果を適用出来るのでライフが3000以上なら警告が発動出来ないように思えます。正解は『相手のライフポイントの数値がいくつであっても無効化出来る』ですね。これは『ピュアリィ・○○メモリー』や『龍皇の波動』でも同じように無効に出来ます。

 

珍しいものの覚えておくとデュエルを有利に進められるかも?

特殊召喚を含むカードの発動や効果の無効系カードはここ最近増え始めてきているので知識として頭に入れておいた方がいいとは思いますね。よく環境で見かけるカードも多いので。気になった人は是非『神の警告』や『霊王の波動』のQ&Aで調べてみてください。